1124
公開時間結束
「宋官窯雙耳花瓶、口径三寸七分、高さ一尺、この花瓶を眺めていると、それは限りもない宇宙の広さにも似て宏大幽玄の気を漂わし、整然として寸分の隙しなくととなった形の厳しさ、天を仰いで眺めた大空の色にと似たその色の美しさ、それは皆、形式とか、彩色とかいう人工以前のものである。」―――《米内山庸夫·官窯雙耳花瓶讚》
「此件宋官窯雙耳花瓶,口徑三寸七分,高一尺,看著這件花瓶,便能感受到作品本身散發出那如同宇宙般無邊的宏大廣闊的氣息,整體造型分寸講究,濃纖合度,表現出對形式美嚴謹的追求。那如同眺望廣闊天空一般絕美色調,無論是整體、形式、顏色,都能斷定本作必然是人工仿造之前就存在的到代佳作。」―――《米内山庸夫·官窯雙耳花瓶讚節錄》
「此瓶は高さ一尺、高台露胎の土は少し鈍黄色を帯び、釉は青磁釉がむらなくかけてある。此釉は龍泉窯のとは異なった修内司窯独特の釉で、半ば失透性であるが、燃しよく熔けた美くしい淡青緑色の碧玉の彩き釉である。而して此瓶の場合、其廣い表面の上に少しのむらなく、よく均等にかかっているのは焼成技術が最も理想的に極度の熟練を持って行われたことを語ってる。高台薬切小仕内外共にきっちりと一直線を劃して毫と凹凸がない。此瓶はまた口、頸、胴、耳などが瑞正であり、且つ釣り合いがよくとれていて姿が誠に優美を極め、全体完璧で鵜( 兎) の毛で突いたほどの痕もない。」―――《尾崎洵盛·宋修內司官窯鳳凰耳花瓶》
「此瓶高一尺,高足露胎胎土帶些許黃色,瓶身通體的青瓷釉上的勻稱通透,不同於龍泉釉的厚重,帶著半透明的質地,經過燒製熔合而成的細膩釉料,淡青綠的釉色有著碧玉一般的透明質地,是屬於修內司官窯獨有的一種釉色。再看回本作品,上釉均勻,在其開闊平整的表面上均等的灑落,可謂是燒製技術的極致表現。瓶身端正,圈足平整無凹凸不平的痕跡,乾淨利落。瓶身從口沿至頸部,瓶身溜肩,鳳耳,各個部分造型皆極其端正,互相輝映配合才能呈現出同本作的完美姿態。」―――《尾崎洵盛·宋修內司官窯鳳凰耳花瓶節錄》
說明:附米內山庸夫,尾崎洵盛讚極書各一式。
H:30.2cm D:14.1cm
2022/11/26
会員登錄